「日本精神」には、世界平和のヒントがある ー 一般社団法人日本精神復興促進会

第6回 日本精神を考えるセミナーを開催しました

令和6年1月27日、東京都千代田区永田町の星陵会館において、一般社団法人日本精神復興促進会主催「日本精神を考えるセミナーVol.6 危機迫る日本 国を守るとは」を開催しました。 

国歌「君が代」斉唱の後、日本精神復興促進会の大塚寬一総裁の訓話奉読。続いて、ジャーナリスト・葛城奈海氏による基調講演、グループディスカッションが行われました。 

葛城氏は冒頭、戦中の初等科国語の教科書に掲載されていた、寛永5(1628)年に起きたタイオワン事件(ノイツ事件)を紹介。話し合いで片が付かない場合は、毅然として闘う覚悟が必要であると述べました。 

この日に奉読された総裁訓話で触れている永世中立国スイスでは、現在も国民皆兵であること、政府が出している『民間防衛』には「国民に対して、民族的な価値に対する正しい認識を持たせ、それを深めさせるように努力する」と記されていることなどを紹介しました。そして、まさにそれが日本においては日本精神であり、日本精神を普及させることが大切であると、日本の基本姿勢を質しました。 

また、近年の尖閣諸島、拉致問題における日本政府の対応は、戦後のGHQによる占領政策の象徴でもあると指摘しました。 

その一方で、震災時には暴動が起きることもなく、困っている人を優先させたり、かつて日本が統治していたアジア諸国には、今も親日的な国が多くあることなどから、建国の理念「八紘為宇」が日本人のDNAに受け継がれていることも明確に示しました。 

大和魂は戦争を連想させる言葉と思われがちですが、平和を守るためには時として戦うことを意味しており、「大和魂は日本精神でもある」とする葛城氏は、われわれがこのことに気付き、行動を起こすことが大切であると、締めくくりました。 

葛城氏の講演後、40歳以下の参加者で行われたグループディスカッションでは、日本人の特性や、歴史教育の見直しについて意見交換がなされ、現在行っている自分たちの活動をSNSで拡散していきたいなど、具体的な声が多く挙がりました。 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。